November 30, 2011
"プーチン首相の新構想が物議を醸している。旧ソ連圏を単一経済圏「ユーラシア連合」として再統合し、政治的にも超大国勢力を目指そうというのだ。  プーチンは「東のEU」と称するが、ロシア帝国主義の野望が名前を変えて復活しているという批判もある。いずれにせよ、構想が実現へ向け、急速に前進していることは確かだ。  先月中旬にプーチンは、独立国家共同体(CIS)のうち8カ国が自由貿易圏の条約に署名したと発表。これを第一歩として、「2015年頃からユーラシア連合の創設が実現に向けて動きだすだろう」と語った。  注目は、ウクライナが条約に署名したことだ。最近まで西側の一員になろうと模索していたウクライナがロシア圏に回帰したことは、まさに時代を象徴している。緊迫した財政危機に直面するヨーロッパに対し、豊富な天然資源を武器に繁栄するロシアは、数十年来で最強の指導者の下で安定期に入っている。"

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